Excel(エクセル)で「タイトルを中央に表示したい」「複数のセルをひとまとめにしたい」という時に便利なのが、『セルの結合』機能です。
今回は、初心者の方でもすぐ使える基本操作から、
ちょっと便利な「横方向だけ結合」「一括での結合」や「中身を結合する方法(TEXTJOIN)」などのテクニックまで、わかりやすくご紹介します!
📘 セルの結合の基本操作
まずは、一番基本的な結合方法からご紹介します。
▼ セルを結合する手順(例:A1からC1)
- 結合したいセル(例:A1とB1とC1)を選択
- [ホーム] タブ → 「結合して中央揃え」をクリック
これで2つのセルが1つにまとまり、内容が中央に表示されます!

注意:複数セルにデータが入っている場合、左上のセルの内容だけが残ります。(例の画像だと、セルのデータはA1となります)他の内容は消えるのでご注意を!
⚠ よくある注意点
セルの結合は便利ですが、こんなデメリットもあります。
- 並べ替え(ソート)やフィルタが使いづらくなる
- 結合されたセルは 範囲選択やコピーが難しくなる ことも…
▼ 結合の解除方法
- 結合されたセルを選択
- [ホーム] → 「結合して中央揃え」の▼をクリック
- 「セル結合の解除」を選択
一括で結合する3つの方法
1つずつ結合するのは面倒…という方向けに、「一括結合」の方法も紹介します!
✅ 方法1:横方向だけ結合を使って一括入力
A列とB列を行ごとに結合する場合など、横方向(列方向)だけ結合したい時の方法です。
▼ 操作手順
- 横結合したいセルを全て選択
- [ホーム] → 「結合して中央揃え」の横の▼をクリック
- 「横方向に結合」を選択(※中央揃えにはなりません)


👉 これで 横方向だけ結合され、縦方向には影響しません!
中央揃えにしたい場合は、[中央揃え]ボタンで調整すればOK。
✅ 方法2:F4キーで直前の操作を繰り返す
F4キーを押すと直前の操作を繰り返してくれるので、それを用いて簡単に結合することができます
- 最初のセル(A2~C4など)を結合
- 次の範囲(A5~D6)を選択
- F4キーを押す!
→ 直前の結合操作が繰り返されます!
⌨️ F4キーは「繰り返し操作」のショートカットです。
✅ 方法3:関数を使って“見かけ上の結合”
セルを物理的に結合するのではなく、内容だけ結合する、数式 ” TEXTJOIN” を用いた方法です。
=TEXTJOIN(区切り文字, 無視するかどうか, まとめたいセル)
例えば、A列に氏、B列に名が入力されており、C列にスペース区切りで氏名を自動で入力したい場合。

このように関数で文字をつなげれば、1つのセルにまとめて表示できます!
改行したい場合は、区切り文字のところに CHAR(10)
を使えばOK(※改行には「折り返して全体を表示」が必要です)。

ちなみに、数式で検索しても ”TEXTJOIN” が表示されない場合は、オフィスのバージョンが古い場合があります。Excel2016以前の物は非対応のようです。
よくある失敗パターン
- 表のすべての見出しに「結合して中央揃え」を多用してしまう
- 結合されたセルが多すぎて 並べ替えやコピーが困難に
- 結合状態で入力やコピペがうまくできず、作業効率がダウン
👉 結合は見た目を整える目的で使い、表計算やデータ処理には極力使わないのがコツです!
おわりに
「セルの結合」は見栄えを良くするには便利な機能ですが、
使いすぎるとトラブルの原因にもなります。
ぜひ今回ご紹介した「横方向だけ結合」や「一括結合」のテクニックをうまく使い分けて、
きれいで扱いやすいExcelシートを作ってくださいね!

【PR】若い頃はニキビ対策に、緑パッケージの 、【アクアフォース(現在はオルビス アクアニストに進化!)】 を使っていましたが、最近はエイジングケアの 【オルビスユー ドット】 ラインがとてもいいです!
最初はエイジングケアの入り口的な「オルビスユー」を試していましたが、やっぱり年齢に合わせたケア商品が一番肌に合うんでしょうね・・・。
オルビス初めての方にも、昔使っていた方にも、どの年代にも合う商品がトライアルセットで用意されてるのでお勧めですよ~!
オルビスユー ドット 7日間体験セット オルビス初めての方限定980円(税込)
おまけ:よく使うショートカットまとめ
操作 | ショートカットキー |
---|---|
結合を繰り返す | F4キー |
結合して中央揃え | [ホーム] →「結合して中央揃え」 |
結合の解除 | 「結合して中央揃え」の▼ →「セル結合の解除」 |