食品衛生法の改正により、令和3年6月1日から、漬物の製造・販売に許可が必要になりました。
それの、猶予期間が令和6年5月31日に切れます。
これがどういうことかというと、道の駅などで売っている「〇〇さん特製のお漬物」のような、その土地の人が小規模で漬ける昔ながらのお漬物が買えなくなる可能性が高いのです。
そこで、今回は、一緒に旅行に行ったおばあちゃんに、白菜漬けの作り方を聞いてきました!
子供の頃からずっと食べ親しんできたおばあちゃんの白菜漬けは、とあるお店の白菜漬の素を使っていたのです。
食品衛生法の改正でどうなるの?
令和3年6月1日に改正された食品衛生法が施行されました。
簡単にいいますと、漬物を販売するために、いままでは営業許可が必要なかったのです。
ですが、漬物は温度管理が必要な食品であり、食中毒のリスク等を考慮した結果、「漬物製造業」も営業許可が必要となったのです。
八百屋さんなど、販売許可を得ているお店が店内で作った漬物は問題ないそうです。
ですが、自宅で作った漬物は販売できなくなります。
生活している部屋以外に、漬物を作るための部屋が必要になるのです。
道の駅で売っている、手作りの漬物は、その多くが自宅で作った漬物でしょう。
そうなると、販売は厳しいものとなります。
施行は令和3年6月1日ですが、猶予期間が設けられており、その期日が令和6年の5月31日。
もう少しで、買えなくなってしまう漬物が増えます!
お気に入りのお漬物があれば、食べ納めをしておきましょう。
若尾漬物店の【白菜漬の素】
おばあちゃんはいつも、あるお店で白菜漬けの素を購入していました。
そのお店が、岐阜県可児市にある【若尾漬物店】。
岐阜県可児市の日本ライン花木センターにお店があります。
そこで購入できるのがこちら!
おばあちゃんは、冬は会うたびに「白菜漬け」をくれるのですが、それを作るときに使っていたのがこの【若尾漬物店の白菜漬の素】だそうです。
漬物店が作っている素だけあって、旨みがあってとても美味しいんですよ!
おばあちゃんの白菜漬けの作り方
おばあちゃんに、白菜漬けの作り方を教わりました。
普段は本格的な、4日くらいかけて作る白菜漬けを作ってくれるのですが、最近は2月なのに全然寒くならないので、切漬けで作ってもらいました!
塩漬けする
まずは白菜を洗って、一口大に切ります。
そして、白菜が入る大き目な樽(なければ大き目のボウルでOK!)にいれます。
まずは白い部分のみ!
そして、塩を適当に振り入れます。
こんな感じ!
適当でいいのですが、塩分が少ないとすぐに酸っぱくなって悪くなっちゃうんだそうですよ!
白い部分に塩を振り入れて混ぜたら、葉っぱの部分も入れて更に塩を追加し混ぜます。
数回に分けて入れます。
塩は都度追加して!
全部入ったら、ラップをのせて、その上に重し(石でもいいし、無ければ水を入れた物でもOK!)を乗せます。
この状態で1晩おいてね!
翌日、白菜漬の素投入!
一晩おくと水分がたくさん出るので、それを捨てます!
おばあちゃんは漬物は家の外で作るんです。
ここでついに【白菜漬の素】投入!
いのこ「どれくらい入れるの?」
キヨ子「適当よ。」
樽を上下に振って、【白菜漬の素】を混ぜます。
白菜が踊ります。
上手に写真撮れなかった…
これで、さらに半日~1日置いて完成です!
おばあちゃんの白菜漬け
こちらの白菜漬の素、唐辛子が入っているので、少しピリッとしていますが、とても美味しいです。
半日くらいの浅く漬かった状態でも、数日たって少し酸味が増えた状態でも美味しいんですよ!
ご飯と一緒に食べるのが最高です。濃い味がお好きな方は醤油にちょっとつけても美味しいです。
ダイエットしてるのに、お米が美味しすぎて…
フィットボクシング頑張るしかないですよね。
まとめ
今回、私は岐阜県可児市の白菜漬けの素を使用していますが、こちらの商品、オンライン販売していないんですよ!
ですが、白菜漬けの素はスーパーでも売っていますし、オンラインでも買うことは出来るので、お気に入りの白菜漬けの素を探してみるのもいいかもしれません!