日々の生活の中で地震への備えは進んでいますか?特に、いつ来てもおかしくないと言われる南海トラフ巨大地震への準備は、家族を守るために欠かせません。
防災対策の一環として、食料や水の備蓄を進めている方も多いと思いますが、忘れてはいけないのが電力の確保です。停電が長引いた場合、スマホの充電ができない、照明が使えない、冷蔵庫が止まる…そんな状況を想像するだけで不安になりますよね。
今回は、いざという時に役立つポータブル電源をご紹介します。今からでも遅くない具体的な準備として、ぜひ参考にしてください。
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ポータブル電源がなぜ必要?モバイルバッテリーとの違いは?
ポータブル電源とは、簡単に言うとモバイルバッテリーの大きい版です。
まずは、ポータブル電源とモバイルバッテリーの違いをまとめます。
項目 | ポータブル電源 | モバイルバッテリー |
容量 | 大容量(300Wh~2000Wh以上) | 小~中容量(5000mAh~30,000mAh程度) |
出力端子の種類 | USBポート、ACコンセント、DC出力、シガーソケットなど | 主にUSBポート(USB-A、USB-C) |
使える機器の種類 | 家電(冷蔵庫、電気毛布、調理家電など)、パソコン、スマホなど | スマホ、タブレット、ノートPCなど小型電子機器 |
電力供給の強さ | 高出力(300W~2000W以上も対応) | 低~中出力(10W~100W程度) |
サイズ・重量 | 大型・重い(数kg~20kg程度) | 小型・軽量(100g~500g程度) |
主な用途 | 停電時、アウトドア、車中泊、災害時の備えなど | 日常のスマホ・タブレットの充電 |
価格 | 高価(3万円~20万円以上) | 手頃(1,000円~2万円程度) |
充電時間 | 長い(数時間~10時間以上) | 短い(1~3時間程度) |
ソーラーパネル対応 | 対応モデルが多い | 基本的に対応していない |
- ポータブル電源は災害時やアウトドアなど、家電を動かしたり、長時間の電力供給が必要な場面で活躍
- モバイルバッテリーは日常的なスマホやタブレットの充電に特化
巨大地震が発生すると、多くの地域で停電が予想されています。実際に、昨年の能登半島地震の折には、発生直後は4万戸の停電が確認されており、1ヵ月後の時点でも2千5百戸は通電できない状態にあったそうです。電力が失われると、情報収集や生活インフラが大きな打撃を受けます。
そんな時にポータブル電源があると、非常に安心できます。
特に、ソーラーパネル付属のポータブル電源が一つあるだけで、通信機器の充電はもちろん、冷蔵庫や調理家電も使えますし、寒い時期は電気毛布、暑い時期は冷風機にも使用する事が出来、停電時でも生活していくことができます。
ポータブル電源の使い方(簡易版)
- 充電する
- まず、ポータブル電源を家庭用のコンセントやソーラーパネル、車のシガーソケットを使って充電します。フル充電には数時間かかることもあります。(容量による)
- 機器を接続する
- ポータブル電源にはUSBポート、ACコンセント、DC出力端子などが付いています。使いたい機器に合ったポートに接続するだけで電力を供給できます。
- 電源をオンにする
- 機器を接続したら、ポータブル電源のスイッチをオンにします。(自動的にオンになるモデルもあります)
- 注意点
- 定格出力(W数)を確認し、使う機器がその範囲内か確認しましょう。
- 長時間使用すると熱を持つ場合があるので、通気の良い場所で使ってください。
ポータブル電源って他に用途ある?
ポータブル電源は非常時以外にも使用用途はたくさんあります。
アウトドアやキャンプが好きな人
自然の中でスマホ、照明、調理器具を使いたいときに便利
車中泊やバンライフを楽しむ人
車中泊中に家電を使いたい場合に必須アイテム(車ディズニーにもおすすめ!)
仕事や趣味で電力が必要な人
野外イベントや出張先、写真撮影での機材用電源など
節電対策
電気が安い夜中の時間に充電して、日中の電力をポータブル電源でまかなう
南海トラフ巨大地震がおきなくても、台風時の停電にも役立ちますし、車で遠出する際にも役に立ちます!
どんな商品を選ぶべきなの?
ポータブル電源を選ぶときに重要なポイントを以下に詳しく説明します!選び方次第で使い勝手や満足度が大きく変わるので、自分の用途に合ったものを選びましょう。
1. 容量(Wh)をチェック
容量はポータブル電源でどのくらいの時間電力を供給できるかを示します。
容量 | 用途 | 使用量(およそ) |
小型:200~500Wh | スマホやLEDライト、ノートPCなど | スマホ充電:約10~30回(500Wh) |
中型:500~1000Wh | ミニ冷蔵庫や電気毛布など | ノートPC充電:約5~10回(500Wh) |
大型:1000Wh以上 | 炊飯器や家電 非常用としても安心 | ミニ冷蔵庫:約10時間使用(700Wh) |
2. 出力ポートの種類と数
使いたい機器に応じて、必要なポートが揃っているか確認してください。
- USBポート:スマホやタブレット用(USB-A、USB-C対応だと便利)
- ACコンセント:ノートPC、家電用(数が多いほど複数台同時使用可能)
- DC出力:車用機器や特殊なデバイス用
- シガーソケット:車載用機器対応
同時に使いたい機器の数も考慮してポート数を確認しましょう。
3. 定格出力(W)を確認
使いたい機器がポータブル電源の定格出力範囲内かどうかチェック!
- 小型機器用:100~300W(スマホ充電やLEDライト、ノートPC向け)
- 中型家電用:500~1000W(電気毛布、ミニ冷蔵庫、扇風機)
- 大型家電用:1500W以上(炊飯器、電子レンジなど)
※ 定格出力を超える家電を接続すると使えないので注意!
4. 充電方法を確認
ポータブル電源の充電方法は複数あります。普段の使い方や緊急時に対応できるものを選びましょう。
- 家庭用コンセント充電:基本的な充電方法。必須機能。
- ソーラーパネル充電:災害時やアウトドア向け。ソーラーパネル対応モデルがおすすめ。
- 車のシガーソケット充電:移動中に充電できて便利。
- USB-C充電:小型モデルで対応する場合もあります。
5. サイズと重量
持ち運びたいなら、軽量の物を選ぶとよいでしょう。
ただし、容量が大きくなるほど重くなるので、用途に合ったサイズを選ぶのをおすすめします。
6. 騒音や排熱
排熱の為のファンは必須ですし、ファンを動かすと音は少なからずあります。
が、室内で使用する方は静音タイプを、また熱がこもりにくい設計の物を選ぶと安心です。
7. 安全機能
バッテリー保護機能(過充電・過放電・短絡防止)などが備わっているか確認してください。
アウトドア向けの物であれば、防水・防塵性能を備えているとなお安心ですね!
8. 保証やアフターサービス
長期間使うものなので保証期間は5年以上の長期保証のものがおすすめ。
修理やサポート対応が充実している人気メーカーを選ぶと安心です。(Jackery、Anker、EcoFlow、Bluettiなど)
ポータブル電源おすすめメーカー
ポータブル電源のおすすめメーカーはいくつかありますが、用途や予算によって選ぶべきメーカーが異なります。以下は、信頼性や性能、コスパの面で評価の高いメーカーをいくつか挙げます。
1. Jackery(ジャックリー)
- 特徴:高性能で信頼性が高いブランド。アウトドアや防災用として人気。
- 長所:軽量、シンプルな操作性、ソーラーパネルとの相性が良い。
「低自然放電技術ソリューション」自然放電を抑制する最先端技術搭載!
2. Anker(アンカー)
- 特徴:モバイルバッテリーで有名なメーカー。ポータブル電源も高品質。
- 長所:コスパが良い、デザインが洗練されている。
災害時の過酷な状況でも耐え得る安全設計が強みです!
3. EcoFlow(エコフロー)
- 特徴:急速充電が得意なメーカー。最新技術を取り入れた製品が多い。
- 長所:充電スピードが速い、容量が大きいモデルが多い。
環境音と同レベルの静かさ!
4. BLUETTI(ブルーティ)
- 特徴: 大容量モデルが豊富。災害時やキャンピングカー利用にもおすすめ。
- 長所: 耐久性が高く、拡張性があるモデルが多い。
ポータブル電源比較表
上記4メーカーの売れ筋商品を比較してみます。参考にしてみてください。
※近い容量の物を選んでいますが、全く同じサイズではありませんのでご注意ください。
メーカー | Jackery | Anker | EcoFlow | BLUETTI | ||
Amazon | Jackery Solar Generator 1000 New | Anker Solix C1000 & Solix PS100 | EcoFlow DELTA 3 Plus+160Wソーラーパネル | BLUETTI ポータブル電源 ソーラーパネルセット AC180 1152Wh | ||
サイズ | 32×22×24 10.8 kg | 37×20×26 12.9 kg | 40×20×28 12.5 kg | 34×24×31 16.01 kg | ||
容量 | 1070Wh | 1056Wh | 1024Wh | 1152Wh | ||
定格出力 | 1500W | 1500W | 1500W | 1800W | ||
定価 ※2024/2/1現在 | 174,600円 | 169,900円 | 192,500円 | 159,800 | ||
出 力 ポ ー ト | AC | 3 | 6 | 6 | 4 | |
USB-A | 1 | 2 | 2 | 4 | ||
USB-C | 2 | 2 | 2 | 1 | ||
シガーソケット | 1 | 1 | 1 | 1 | ||
充電方式 | AC充電・ソーラー充電・シガーソケット対応 | |||||
急速充電 | 100% 60分 | 100% 58分 | 100% 56分 | 80% 45分 | ||
騒音・排熱 | 記載なし | 記載なし | 30dB | 45dB | ||
保証 | 5年保証 | 5年保証 | 5年保証 | 5年保証 | ||
バッテリー寿命 | 10年以上 4000回充放電 | 10年間 | 10年以上 4000回充放電 | 10年以上 3500回充放電 | ||
リモートコントロール | 専用アプリにてリモートコントロール可能 | |||||
公式サイト | Jackery | ANKER | EcoFlow | BLUETTI |
ポータブル電源購入を考える際に、特に気をつけたいポイント
一番大切なのは、「自分がどういう目的でポータブル電源を使いたいか」を考える事です。
もしもの時(災害や停電)に使う目的であれば、自宅の家電が使用できなければ意味がありません。
例えば、卓上IHクッキングヒーターであれば、1200~1400Wの定格出力が必要になります。
電気ケトル、電子レンジも1000~1200W必要です。
定格出力が1500W以上の物を選ぶと安心できると思います。
車でお出かけの際に使う目的であれば、防水防塵機能は必須となりますし、持ち運びが必要になるので、できる限り軽い物が良いでしょう。
安い買い物ではないので、費用対効果をしっかり考えて購入を検討してみてください!
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