【墓じまい】って何?罰当たり?かかる費用は?何が必要なのか調べてみたので、分かりやすくお伝えします!

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今年も無事にお盆を迎えられました!
ただ台風の影響がかなりあったので、遠方に実家やお墓がある方は大変だったんじゃないでしょうか?

いのこは実家が近くて、お墓参りや仏壇のお世話なんかもすぐにできるのでありがたかったです。
ただ、三姉妹なのでだれがこの先後を継いでいくことになるのか、そこはかとない不安もあって…

そんな中、知り合いに【墓じまい】を進められ、私も少し調べてみることにしました。
結果をわかりやすいようにお伝えできればと思います!

墓じまいとは

墓じまいとは、いまあるお墓(墓石)を解体・撤去して更地にし、墓地の管理者に使用権を返すことです。
仏壇も一緒に閉じて、位牌を永代供養(お墓の維持や管理ができない遺族の代わりに寺院や霊園がお墓を管理し、遺骨を供養してもらうこと)やお焚き上げ(仏壇や遺品などを、浄火することで天に返す事)で処分します。

お墓をなくす・お仏壇を閉じるというと日本人の感覚として、どうしても罰当たりなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、現代ではそんなことも言ってられないくらい少子化ですからね。
お墓がなくなるからと言って供養する場所がなくなるわけではなく、お寺で適切に管理してもらえるのでお参りもぐっとしやすくなるようです

いのこ
いのこ

お墓を継ぐ人がいないにもかかわらず、墓じまいをしなかった場合、そのお墓はいわゆる無縁仏となってしまいます。(無縁仏とはお墓を管理する人のいないお墓のことで、そのまま放置されると行政や管理者によって撤去されることになってしまいます。)
つまり先祖代々受け継いできたお墓だからという理由で後継者不在の中放置してしまうと、かえって罰当たりになってしまうのです。

私の知り合いは自身も70代を超えて、自分が入るために納得のいく素敵なお墓を探したい!ということで自力で京都や奈良のお寺を回っているといっていました。

何年も前から「終活」なんて言葉が流行ってますし、少子化の昨今、自然な流れなのかもしれませんね。

墓じまいの費用

とは言え、墓じまいって何から始めたらいいの?と思ったので、まずは費用を調べました。

墓じまいの相場はかなり幅が広くて、合計30万円~300万円くらいでした。
まず第一に、墓石を撤去するのに20万くらい。
さらに行政上の手続きで数百円~数千円、そして一番幅が広いのが新たな納骨先に関する費用です。

いのこ
いのこ

これに関しては、お寺によってかなり差があると言ってました…!
京都や奈良の有名なお寺だと、数百万円かかるのは普通だそうです。

また、納骨先を探すだけでなく、海や山に散骨したり、『手元供養』といって自宅に遺骨を保管したり加工して身に着けている方もいるそうです。

散骨というと、映画「世界の中心で、愛をさけぶ」でオーストラリアでの散骨シーンがありましたね。
現実には、自分勝手に散骨はできません。ちゃんと法律があって、場合によっては犯罪になりますのできちんと業者を通してするのが安心です。

それぞれ費用感も変わってきますので、しっかり検討したいですね。

墓じまいの具体的な流れ

墓じまいの手順

墓地の所有権は、うちの場合は入口に連絡先の載っている看板がありました。
そこに連絡して墓石撤去の許可を得るんですね。

墓石を撤去して、清掃して、返還手続きをして、行政上の手続きをして、、、かなり手間がかかりそうですが、専門業者に任せるのも一つの方法だと思います。
お墓が遠くて行けなくても、全ての作業・手続きを代行してくれるので、お家にいながら墓じまいができます。

見積りは無料なので、一度調べてみるのはどうでしょう。

寺院墓地に墓石がある場合は、離壇(檀家から離れる事)が必要になります。
離壇する際には、トラブル(法外な離壇料を請求されたり、「埋葬証明書(遺骨が墓地に埋葬されていることを証明する書類)」を発行してもらえなかったり、というトラブル)になる事もあるそうです。
離壇に関しては業者に任せるのではなく、自身でお寺に「まずは、相談」という形で連絡するのがベストです
離壇料は、契約書に記載のない限りは支払い義務はありませんが、お布施としてお気持ち程度の金額を包むのが相場だそうです。

法外な離壇料を請求された場合は、専門家(行政書士など)に相談し、間に入ってもらうといいと思います。

墓じまいはただ墓石を撤去し終わり、というものではなく、故人への最後の手続きであり、新たな供養のスタートです。
故人をどう思い、どう供養していきたいかを考え直す機会でもあるんです。

新たな供養先

墓じまい後の、ご遺骨の新たな供養先は『永代供養墓に移す』、『散骨』、『手元供養』、『他のお墓に移す』、『分骨』などがあります。

永代供養墓に移す

永代供養とは、亡くなった者が後世までも安心して供養され、その霊が安らかであるということを願うことから生まれた言葉です。お墓の維持や管理ができない遺族の代わりに寺院や霊園がお墓を管理し、遺骨を供養してもらうことをいいます。

永代供養のタイプは主に3つあります。
それぞれにメリット、デメリットがありますが、『合祀墓』についてはやり直しがきかないため、親族の方々とよく話し合ってから選択する必要があります。

永代供養の種類

散骨

散骨とは遺骨を粉末状にした「遺灰」を、海や山河などの土地などに撒き、故人を自然に還す方法です。
遺灰を土地に撒くため、散骨には禁止されている場所や、ルール・マナーなどがあるため注意が必要となってきます。
自分で散骨することも可能ですが、業者に依頼して散骨する方が確実でしょう。

手元供養

遺骨をお墓に安置せず自宅に保管する、または身に着けられるよう加工して持ち歩くなど、身近に管理をすることを手元供養といいます。
手元供養のメリットは圧倒的な費用の安さ(30,000~100,000円)にあります。

ただし、手元供養をしている人が亡くなったあと、どう供養していくか考える必要がありますね。

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他のお墓に移す

墓じまいをして新たにお墓を建てる、または、墓石ごと別の場所に移動させることです。
墓参りをしたいけれど場所が遠い人は、この選択肢がいいかもしれません。

お墓を建てる際に必要になってくる費用は、大きく分けて3つです。

お墓を建てる時にかかる費用

永代使用料は面積や所在地により、かなり差が出ますので、早めに確認しておくことをお勧めします。

分骨

遺骨を複数の骨壺に分けて埋葬することです。
供養の選択肢を広げるために行われることが多いです。

墓じまいの補助金

墓じまいには、補助金が出る自治体があります。
が、補助金の出る自治体は多くありません。(無縁仏が増えている地域は補助金を出している可能性があります。)

一度、お墓のある自治体に確認してみてください。

まとめ

お葬式の費用はみんな残すのに、お墓に関して事前に考える人って少ないですよね。
今までは子どもが引き継いで当然だったお墓の管理ですが、今後はそれも常識ではなくなるかもしれません。

終活で自分のお葬式プランを考えるのと同じように、供養先を考えるのも当然の時代が来るかも…
実際に自分の代で墓じまいをするかはまだわかりませんが、三姉妹で一度話し合ってみようと思います!

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