【Excel】データを追加すると自動で番号がつき、枠線も追加される設定方法

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Excel(エクセル)で表を作成するとき、新しいデータを追加するたびに番号が自動で更新されたり、枠線を自動で広げたりする設定ができると便利ですよね。本記事では、その方法を詳しく解説します。

番号を自動で振る方法

番号を自動で振る方法はいくつかありますが、代表的なのはこの2つでしょう。

方法1: オートフィル機能を使う

  1. A列に番号「1」、「2」と入力します
  2. その2つのセルを選択し、セルの右下にカーソルを合わせます
  3. ドラッグすると番号を自動入力されます
【Excel】表の改良
いのこ
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エクセルのオートフィル機能は、セルの内容を自動的に補完する機能で、データ入力を効率化してくれます。数字に限らず、曜日や数式に関しても補完してくれます!

方法2: ROW関数を使う

  1. A2セルに、数式 =ROW(A2)-1 を入力します
  2. 下に数式をコピーすると、行番号に応じて連番が振られます
【Excel】表の改良
いのこ
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ROW関数は()内のセルの行番号を返します。
=ROW(A2)-1】だと ”A2の行番号-1” の数字が表示されます。
100からスタートしたい場合は、【 =ROW(A2)+98】とすればOK!

ROW関数は数式が入力されている場所は全て数字が表示されます。
次はデータが入力された時のみ数字が表示されるように変更したいと思います。

表にデータを追加すると自動で番号が表示される方法

B列(名前を入力する列)に文字を入力すると、表に番号が自動で追加されるようにするには、この数式を追加してください。

  1. A2セルに =IF(B2<>"",ROW()-1,"") を入力します
  2. 下に数式をコピーすると、行番号に応じて連番が振られます

この数式だと、B列のセルが空白の時は行番号は表示されず、B列のセルに文字が入力されると行番号が表示されるようになります。

【Excel】表の改良

データを追加すると枠が自動で広がる設定

方法1: Excelの「テーブル」機能を使う

  1. データ範囲を選択します(例: A1:E9)
  2. 「挿入」タブを開き、「テーブル」をクリック
  3. 「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」にチェックを入れ、「OK」ボタンを押します
【Excel】表の改良

これで、データを下に追加するとテーブル範囲が広がって、枠が自動でつきます。

数式もデータと判断されるため、テーブルを作成した後に、上記の数式を範囲外に入力するとセルの表示が何もなくてもデータがある判定になり枠は表示されます。

【Excel】表の改良

また、数式を前もって入力しておき(A列全部)、データ範囲をA1:E9とすると、10行目以降はテーブルの範囲にはなりません。B・C・D・E列に文字を入力してもデータ範囲は拡張されません。

【Excel】表の改良

方法2: 条件付き書式で枠線を自動適用

  1. データ範囲を選択(A列~E列)
  2. 「ホーム」タブの「条件付き書式」→「新しいルール」をクリック
  3. 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択
  4. 数式に =$A2<>"" を入力
  5. 書式設定から「外枠」を選択し、適用

画像で説明すると、これで

【Excel】表の改良

こう。

【Excel】表の改良

【表にデータを追加すると、自動で番号がつき枠線が表示される方法】

  1. A2セル(更新される番号を入力したいセル)に =IF(B2<>"",ROW()-1,"") を入力します
    (B2:文字が入力されたかどうか判断するセル)
  2. 下(A列)に数式をコピーする
  3. データ範囲を選択(A列~E列:表の範囲)
  4. 「ホーム」タブの「条件付き書式」→「新しいルール」をクリック
  5. 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択
  6. 数式に =$A2<>"" を入力
  7. 書式設定から「外枠」を選択し、適用

まとめ

この方法を活用すれば、Excelでの作業がよりスムーズになります。テーブル機能を使うと、データ追加時の手間が大幅に省けるのでおすすめです。ぜひ試してみてください!

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